#025 2011年4月21日(木)19:30-22:00(開場19:00)
この度、
主催:公共哲学ネットワーク、オール・アズ・ワン
共催:HOPE100実行委員会
で、白熱教室in光文社<東日本大震災と正義シリーズ>が開催される運びとなりました。
申込受付、運営は、オール・アズ・ワンが担当して下さいます。
以下、ご案内となりますので、奮ってご参加下さい。
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■緊急開催!! 小林正弥・千葉大学教授の対話型講義
白熱教室in光文社
<東日本大震災と正義シリーズ①>
「大震災がつきつけるもの:自粛問題をめぐって」
※本講義の参加費全額が東日本大震災義援金として寄付されます
・4月21日(木) 19:30~22:00
・光文社9Fプレゼンテーションルーム
http://www.kobunsha.com/company/
(東京メトロ有楽町線/護国寺駅5番出口より徒歩5分)
・参加費3,000円(一般)※学生料金あり
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詳細、 お申し込みはコチラ
http://www.sun-media.jp/event/2011/justice-peace-3.php
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3月11日(金)に発生いたしました東日本大震災により、
多くの方の尊い命が失われたことに、深い哀悼の意を捧げます。
同時に被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
この悲惨な災害により、私たち日本人は取り返しのつかない
多くのモノを失いました。
悔やんでも悔やみきれない気持ちでいっぱいです。
その一方で、生き残った私たちはこれから前を向いて生きて
いかなければなりません。
そのためには、この悲惨な経験をただの災害として終わらせることなく
より良い社会の創造のために活かしていかなければならないでしょう。
そこで<東日本大震災と正義シリーズ>として
震災によって浮かび上がった私たちの社会が抱えている正義の問題を
数回に分けて考えてみたいと思います。
たとえば、
震災時における秩序や道徳性、助け合いやコミュニティの問題、
そして原発問題などは、私たちに改めて「正義」や公共性の問題を
深く自覚させてくれます。
震災直後における日本人の行動には、海外から賞賛の声が寄せられて
います。原発災害の拡大を避けるための作業員の決死の作業にも、
世界中の注目が集まっています。他方で、原発災害については、厳しく
見つめなければならない問題点も浮かび上がっています。
また、震災後から各企業の宣伝・広告活動が停止し、テレビCMはAC
(公共広告機構)によるもの一色となり、また、都知事は花見の自粛を
呼び掛けたり、プロ野球は開幕時期が変更となったりしました。
これらは不謹慎なのか、どうか。
不謹慎か否かの線引きはどこでなされるのか?
どのような行いなら自粛の対象になったり、許されたりするのか?
今回は第1回目なので、この「自粛」の問題をはじめとして、様々な
問いを、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
私たちの対話を導いてくださるのが、
空前の話題を呼んだハーバード大・サンデル氏による「白熱教室」
での監修・解説を務められ、サンデル氏と交流が深く、自身もNHK
「白熱教室 in Japan」のシリーズに講師として出演した小林正弥先生
(千葉大学教授)です。建設的な議論とともに判断力が養われ、自分
の意見形成ができるはずです。
また、今回の講座は「HOPE100プロジェクト」とコラボレーションさせて
いただき参加費全額が東日本大震災の義援金として寄付されます。
【HOPE100プロジェクト】 → http://hope100.jimdo.com
皆さんの学びがそのまま義援金となって被災された方々に役立てる
という企画です。
この対話から学べることは、今回の震災に関わる問題についての
是非を問うことだけではなく、この対話を通じ、あらゆる場面で
的確な対応がとれる自らの判断ツールを築いてもらうことです。
不安定を増す時代にこそ、自らの判断を下す思想的基盤が求められます。
これから起こる問題へ的確に対応する判断のツールを身につけましょう!!
[前回の講義レポート]
http://www.sun-media.jp/event/2011/justice-peace-2.php
※本講義は本年刊行予定の書籍との連動企画で、講義・対話の内容
が引用される可能性があります。事前にこの旨をご了承いただいた上で
ご参加いただけますようお願い致します。
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■講師 : 小林正弥 (こばやし まさや)
1963年生まれ。東京大学法学部助手を経て、2003年より千葉大学
法経学部教授、2006年より千葉大学大学院人文社会科学研究科
教授。千葉大学人文 社会科学研究科・公共研究センター共同代表
(公共哲学センター長)、地球環境福祉研究センター長。
著書に『政治的恩顧主義論―日本政治研究序説』(東京 大学出版会)、
『非戦の哲学』(ちくま新書)、『友愛革命は可能か-公共哲学から考える』
(平凡社新書)、『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』
(早川書房)、『サンデルの政治哲学-<正義>とは何か』(平凡社新書)ほか多数。
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※詳細はコチラ※
http://www.sun-media.jp/event/2011/justice-peace-3.php
◆日時:4月21日(木)
対話型講義 19:30~22:00
◎お時間がございましたら、学びを深め、対話を活性化するため、
事前に以下の書籍を読んで、ご自分の考えをある程度まとめて
ご参加されることをお奨め致します。
・ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)(下)[早川書房]
・サンデルの政治哲学-<正義>とは何か [平凡社新書]
◆場所:光文社9Fプレゼンテーションルーム
(東京都文京区音羽1-16-6 TEL.03-3942-2241)
http://www.kobunsha.com/company/
◆アクセス:東京メトロ有楽町線/護国寺駅
5番出口より徒歩5分
※開始時間の30分前に会場をOPENしております。
◆参加費:
3,000円(一般)
1,000円(大学生・大学院生〔社会人を除く〕)
※参加費は当日受付にてお支払いください。
※[HOPE100プロジェクト]http://hope100.jimdo.com
とのコラボレーションにより参加費全額をチャリティとして
下記団体に寄付します。
■当イベントチャリティ先:ビジョンネット http://www.visionnet.jp/
※同団体を通じて、被災地(宮城県南三陸町など)の支援に活用される
予定です。
◆定員:50名(先着順)
◆お申し込み方法:
参加には事前申込みが必要です。
▼お申込みはこちら
http://www.sun-media.jp/form/form.php
◆主催:公共哲学ネットワーク、オール・アズ・ワン
◆共催:HOPE100実行委員会
◆協力:光文社
◆企画運営:オール・アズ・ワン (info@all-as-one.jp)