#061 2013年10月15日(火)19:00-21:00(開場18:30)
「被災地の今」を歌で伝える。音楽で東北とつながる。
大船渡出身のシンガーソングライターが伝える、ふるさとへの想い。
今回で61回目を迎えるHOPE100のセミナーですが、
シンガーソングライターの方のLIVE付き講演会という初めてのスタイルで開催致します。
ゲストは、大船渡出身のシンガソングライターで、
さんりく・大船渡ふるさと大使も務める濱守栄子さん。
濱守さんは2007年まで岩手県を中心にライブ活動を行っていましたが、
本格的に音楽活動をするために上京し、2009年に全国デビュー。
震災後は、関東と地元岩手県を中心に、復興支援関連のイベントに多数出演し、
音楽の力で被災地復興に積極的に取り組んでいます。
今年になり、地元の魅力をPRする「希望郷いわて文化大使」としての活動もされています。
震災直後の4月末、震災で失われた故郷への思いを歌う「国道45号線」が完成し、
全国リリース。この曲は岩手県トラック協会のCMソングになりました。
完成してすぐに避難所を回って歌いました。
不思議なことに、被災地でこの歌を歌っても涙が出ることはなかったそうです。
聴いていたお客さんが涙してくれました。
しかし、被災してない地域で歌うと、逆に濱守さんが涙しました。
「この曲が、みんなの泣き所になればいい」と濱守さんは言います。
震災から1年後には、第2弾のミニアルバム「わたまち」をリリース。
ふるさとは震災で傷ついたけれど、
「それでも自分は大船渡が大好き」
「優しい笑顔と大きな自然がいつでも待っている」
「一度でいいから私の生まれた町へ遊びに来て欲しい」
との思いを込めて楽曲を書き上げたそうです。
これらのCDの売り上げとコンサートの収益金や
募金額を合わせて集めた義捐金は350万円以上にもなっており、
大船渡市長と陸前高田市長へ直接手渡しされているそうです。
当日は、LIVEだけでなく、震災当日の様子や、
避難所や仮設住宅を回って学んだこと、
チャリティーソング制作秘話やふるさとへの熱い想いなどを
音楽に添えてお話いただきます。
震災から2年半が経ちました。
濱守さんは言います。
「被災地の人も、ボランティアの人も、被災地出身の人も
本当の戦いは、これからだと思っています」
「一緒にがんばっぺし!」
多くの方のご参加をお待ちしています。
https://vision.smartseminar.jp/public/application/add/332
※このエントリーフォームは、ビジョン東日本サポートネットワーク事務局利用のシステムを使用しており、エントリーすると同事務局より確認メールが届きます。また、今後HOPE100からのお知らせをお送りさせて頂きます。
■日時:2013年10月15日(火)19:00-21:00(開場18:30)
■場所:キャリぷら東京(御茶ノ水)会議室
東京都千代田区神田駿河台2-3-45 お茶の水茗渓ビル5階
JR御茶ノ水駅 東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅 徒歩2分
★目印★ 1Fには神田駿河台郵便局が入っています
■定員:40名
■参加費:2,000円(HOPE100特別料金)
※HOPE100は今後、この被災地からゲストスピーカーをお呼びして学ぶシリーズを
開催してまいります。講師・会場・運営3者が無償で協力していることはこれまで通り
変わりませんが、「ゲストの旅費交通費を除いた全額(100%)」が寄付となります。
もちろん、より多くご参加頂くほどチャリティは増えますので、お誘い合わせの上、
ご参加下さい。ゲストの旅費交通費を除いた全額(100%)を下記団体に寄付します。
■当イベントチャリティ先:大船渡市、陸前高田市
※大船渡市、陸前高田市の両市長に直接手渡しで、皆様からお預かりした寄付金を届けます。
■会場提供:株式会社パフ
◎濱守栄子(Eiko Hamamori)
岩手県大船渡市出身のシンガーソングライター。
さんりく・大船渡ふるさと大使。希望郷いわて文化大使。
2009年(平成21年)アルバム「Let's
EAT!」(HAMA)でCDデビュー。2011年(平成23年)東日本大震災チャリティプロジェクトCD「国道45号線」(濱守栄子)を発売。売上の半額を義捐金として、陸前高田市と大船渡市に寄付している。岩手県トラック協会のCMソングに採用されている。PVでは出身校である岩手県立高田高等学校の被災した校舎も映っている。2012年(平成24年)陸前高田市に誕生したゆるキャラ「たかたのゆめちゃん」のテーマソングを発売。
「濱守栄子」公式HP http://www.eikohamamori.com/
震災から半年後の2011年9月11日に、大船渡市と陸前高田市で撮影されたミュージックビデオです。